2021年2月17日に特定非営利活動法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンターが実施した視覚障がい者を対象としたモニターツアーの一環として行なわれた遠隔援護サービス「リモートアシスト」の実証実験に、伊勢外宮参道 伊勢神泉が協力いたしました。本実証実験は、伊勢志摩バリアフリーセンターが2020年度観光庁「バリアフリー旅行サポート体制の強化に係わる実証実験事業」の採択を受け、視覚障がい者の方が「新しい日常」の中でバリアフリー観光の新たな魅力の創出と、コロナ禍においてのガイド体制の構築を目的とした取り組みです。
当日は、鈴木健一伊勢市長も見守る中、カメラを装着した4組の視覚障がい者が順次「伊勢みやげ 伊勢百貨店」を訪問。離れた場所で待機するオペレーターが、モニターの映像を見ながら案内を行い、双方向での会話を楽しみながらお買い物いただきました。中でも「伊勢みやげ 伊勢百貨店」は、店内の通路幅が広く、盲導犬を連れたお客様もゆっくりとお買い物ができるとのお声もいただきました。
【特定非営利活動法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンターについて】
「伊勢志摩に遊びに行きたい！」という障害者や高齢者の旅行者に、伊勢志摩の観光施設や宿泊施設などのバリアフリー観光情報を発信しているNPO法人です。
『「行けるところ」よりも「行きたいところ」へ！』を合言葉に、 お客さま一人ひとりの「したい旅行」を叶えるために、それぞれのお身体の状態やご希望に沿った宿泊施設や観光施設の紹介、旅行アドバイスを、障害者を含むスタッフが常駐で行っています。また、バリアフリーについての啓発活動を行いながらバリアフリー観光を推進し、日本一のバリアフリー観光地づくりを目指して、障害者、高齢者のサポートはもちろん、観光事業者へのアドバイスも行っています。
https://www.barifuri.com/index.html
【遠隔支援カメラシステム リモートアシストとは】
独自開発のウェアラブルカメラと専用送信機を使い、遠方とリアルタイムに映像を共有できる作業支援ツールです。
https://remote-assist.jp/
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